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2005年10月に作成された記事

2005年10月26日 (水)

レコード芸術誌付録CDの思い出

レコード芸術誌11月号を購入しましたので、その付録CDの制作思い出話の続きをしましょう。制作はソニック・ソリューション・システム(当時はソニック・スタジオHDシステムではなく、パワーマック9500の古いタイプ)を用いて行いました。取り込みはAES経由で、CDの場合はDENON DCD-S1を、DATの場合はSONY PCM-2700 を使用しました、全て音源を試聴確認しながらの作業でしたので、取り込みだけでも半日かかりました。取り込んだ後、指定されたトラック順に並べ、Fade-in,-outを必要なトラックに付けます。曲間をあわせれば、一応の完成です。その後の作業は次回ということで・・・。


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2005年10月19日 (水)

合唱の録音

今日は来月に予定されている合唱のライヴ録音の打ち合わせのため、都内の某音楽ホールまで行ってきました。このホールは何度か観客として行ったことはあるのですが、録音の仕事をするのは初めてです。いつもお仕事をいただいているCD制作会社「マイステージミュージック㈲」様の顧客に合唱団が多いという関係で、ここ数年合唱団のライヴ・コンサートの録音やそれら録音マテリアルのプリマスタリングをする機会が増えました。合唱の録音はコロムビア在職中にはほとんどなかったことです。合唱の録音といってもホール録音ということで基本は同じですが、各声部間のバランス、合唱と伴奏(ピアノが多い)とのバランスに気をつけなければなりません。またライヴの場合、マイクのセッティングに制約が多いので注意が必要です。来月にその録音報告をいたしましょう。

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2005年10月10日 (月)

VEST POCKET JAZZ

VEST POCKET JAZZとはつづきジャズ協会http://tsuzuki-jazz.org/intro/が主催するアマチュアジャズミュージシャン対象の野外ジャズコンサートのことで、年3回程度開催され、その秋バージョンが8日の土曜日に横浜市都筑区センター駅前公園「すきっぷ広場」でありました。横浜ではこの時期ジャズ・プロムナードが開催されますが、こちらは大変有名で日本有数の規模を誇ります。しかしVEST POCKET JAZZは関係者の努力でマイナーながらも港北ニュータウンの地域に少しづつ根付いてきています。さて私はこのコンサートのPAを担当してもう5,6年になります。クラシックの録音エンジニアがどうしてと思われるかもしれませんが、フリーとして仕事をしている以上仕事を選んでいる場合ではありません。もちろん自分がアマチュアジャズバンドをやっているので音についてはわかっているつもりです。以前PA業者にお願いしていたのですが、どうしてもロックサウンドになってしまって、観客や出演者から不評をかってしまったことも一因でした。なおコンサートの様子についてはつづきジャズ協会のホームページで見ることができます。今回もマルチトラックのHDD録音機を回していますので、後日自宅でPro Toolsを使ってライヴCD作りとなります。私にとってはPAの音作りテクニックを身に着ける良い機会でありがたく思っていますし、おかげで、何度かジャズ・テナーサックス奏者の中村誠一さんのライヴコンサートのPAを担当したこともあります。

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2005年10月 6日 (木)

平均律クラヴィーア曲集第1巻の新録音CD

dwk1 平均律クラヴィーア曲集第1巻の新録音CDがリリースされました。平均律マニアの方に是非購入していただきたいCDです。といってもアシュケナージ盤のことでなく、クラシックのインディーズ・レーベル「Herb Classics」のピアニスト小林功盤のことです(HERBC004-005)。録音は3年前の2002年の9月と10月に新潟県小出郷文化会館でベヒシュタインのピアノを使って行いました。実は第2巻(HERBC002-003)DWKB2 は既にリリースしているのですが、やっと全巻揃ったのでこれからあらためてあちらこちらにプロモーションをかけ、アシュケナージ盤にぶつけようと思っています。このCDはHerb Classics代表の村田崇夫氏が録音エンジニアを担当し、サウンド・アドバイザーと編集、マスタリング・エンジニアを私が担当しました。小林功がアカデミックな解釈を基本としながらもピアニスト生命を賭けた入魂の演奏が繰り広げられます。平均律マニア以外の方にも聴いていただきたいCDです。平均律クラヴィーア曲集というと私は必ずあの人、そう今月来日するアファナシェフのおっさん(失礼!)を思い浮かべます。よくドイツ人の部下に「アホなシェフのことだよ。」ととぼけていましたけれど。本当は大変なグルメでワインに関してはオーソリティーです。彼の第1巻の録音は私がエンジニアを担当し、スイスのラ・ショー・ド・フォンという山の中の町で行いました。このCDは最近コロムビアのクレスト・シリーズで再発されましたが、この録音はなかなかスムーズに行かず連日深夜12時過ぎまでかかり、そのため翌日は昼食後スタートになってしまったことを思い出します。近くのMIGROS(複合型ショッピングセンター)にはお世話になりました。その他の録音エピソードはまた次の機会にお話しましょう。

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2005年10月 5日 (水)

クラシック音楽の録音に関する機材・マイク・セッティング・編集について

クラシック音楽の録音に関する機材・マイク・セッティング・編集について、時々アマチュアの録音マニアの方から質問されることがあります。実はどの程度までお話してよいか迷うことがあります。特にデンオンPCM録音についてはハード、ソフト両方について知りすぎているため、退社しても守秘義務があるとはいえ、悩むところです。しかし黙っていては永久に明らかにならないので、できるだけお伝えしようと思っています。その意味でブログは便利なツールですね。どうぞお気軽に質問してください。よろしくお願いします。

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寺神戸亮さんの新録音

寺神戸亮さんの新録音がリリースされました。ベートーヴェンのソナタです。まだ購入していませんが、聴いてみたいです。ディレクター・エンジニアはゲルハルト・ベッツ君です。彼は私のドイツ駐在中、一緒に仕事をした仲間です。日本語が堪能なので助かりました。その節はありがとうございました。その一緒した仕事のひとつが寺神戸さんの録音でした。レコ芸10月号がバロック・リヴァイヴルの特集を組んでいますが、33ページのコレッリのソナタは私がエンジニアとして参加しています。ついでにビーバーもやっちゃいました。寺神戸さんにはデン・ハーグで大変お世話になりありがとうございました。ところでオリジナル楽器の録音は大変難しく私も苦労しました。まずとにかく発音条件がモダンと異なるためマイク・セッティングが重要です。こればっかりは経験してみないとわからないと思います。ポピュラー音楽のように後でエフェクターを使って音作りすることはできないところが苦しいところです。コツとしてはあまりにも楽器に真正面にマイクを向けないことです。モダンのつもりでやるときつい音になりがちです。この感覚が理解できると怖くないです。録音プロトコルは次回紹介しましょう。

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