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2007年3月に作成された記事

2007年3月28日 (水)

チェロとピアノのデュオ・リサイタル

      Photo_9     昨夜 、フリッツ・ドレシャル&後藤泉 「チェロとピアノのデュオ・リサイタル」を聴きに行ってきました。会場の第一生命ホールは録音の仕事で何度か行ったことがありますが、仕事ではいつも裏の搬入口からだったので(えぇぇどうせ、裏の人生を生きてますので)、観客として表からだと何か恥ずかしくて入り口を探して戸惑いました。迷う そして別にアーティストにプレッシャーをかけるつもりは無いのですが、なるべく音を良く聴こう とステージに近い中央やや下手、前から4列目位に座りました。会場は8割入り位でしょうか。コンサートが始まり20日振りに聴くあのチェロとピアノのサウンドです。不思議に思われるかもしれませんが、録音エンジニアをやっているとホール内でじっくり生演奏を聴く機会は意外と少ないです。ほとんどいつも調整室のスピーカーを通してなのでこういう機会は本当にありがたいです。そしてコンサートは無事成功裏に終わり、聴衆もその美しいチェロの音色に酔いしいれていました。成功  もちろん今回制作したCD に収録されている曲も演奏されましたが、録音、編集、マスタリングを担当した私としてはスコア が目の前にチラ付いてそれらの曲だけはえらく緊張して聴いてしまい寝る睡眠中 いや全然楽しむことができませんでした。う~ん、やっぱり職業病ですね。

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2007年3月20日 (火)

ウィーン録音その8(完了)

昨日、今回のウィーン録音の完パケ、プレスマスターをCDプレス会社に納品して一連の録音制作業務が終わりました。えー、どうしてこんなに慌しかったのか というと実は来週26日がCDの発売日なのです。ドレシャル氏と後藤泉さんのデュオ・リサイタルがその日から日本国内で始まりますので、それに合わせて制作していたのです。先月録音した後藤泉さんのソロCDも一緒にコンサート会場で発売されます。 CD収録曲もコンサートで演奏されますので是非聴きに行ってください。

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2007年3月18日 (日)

ウィーン録音その7

録音3日目です、と言っても昨日で終わってしまったので、今日8日はOFFになってしまいました。日本に戻ると地獄の編集マスタリング作業が待ち受けていますので、束の間の休日となりました。「ウィーンの休日」と言うとお洒落に聞えますが、こういう日に限って朝からシトシト雨が降っています。プロデューサー・ディレクターの村田氏は今日のフライトで帰るのでショッピングのお供をしました。お土産はもちろんウィーンのケーキ、ザッハー・トルテをしっかり確保して、イースターのお菓子やウィンナコーヒーの豆、チーズ等食品がメインです。 Img_0083 こういう雨の日は博物館、美術館で過ごすのが、賢い過ごし方です。オペラ座に行くと今晩 の出し物はImg_0098「薔薇の騎士」でしたが、いまいち乗りImg_0100気がしなかったので、近くのオペラ座博物館へ、さすがに小澤征爾が音楽監督をしていることもあって日本語ガイドは充実していました。 次に楽友協会へ行って今夜のコンサートのチェックをするとフェドセーエフ指揮ウィーンシンフォニカーのコンサートがあるので、早速チケット・ショップでチケットを購入しました。 そのあとモーツァルト・ハウスに寄Img_0105って ひとまずホテルに帰っImg_0102て休Img_0103憩です。夕Photo_8 方地下鉄でカールスプラッツへそしてムシ゜ークフェラインへ。さすがにこのホール世界最高の音響といわれるだけあってオケの音なんか決してキツイ音はしませんImg_0095、柔らかいけどしっかりした音がしています、不思議ですね。 いつかここで録音したいなーなどと考えながらコンサートを聴いていました。明日は帰国です。 Img_0108 Img_0119Img_0121

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2007年3月17日 (土)

ウィーン録音その6

ホテルに戻ってから録音反省会をやろうとプロデューサー・ディレクターの村田氏と町に繰り出しました。近くに感じが良さそうなバー・レストランがあったのでそこに入ることにしました。なにせ3日間の予定が2日間に凝縮され極度に精神集中した録音だったので、緊張から開放されほっとした気分で、また禁酒状態だったのでビールの美味しかったこと。とりあえずオーストリアのメジャー・ビール、カイザー・ビールの中生を注文し乾杯。 それからウィーンの代表料理のヴィーナーシュニッツェルを思いっきり食べちゃいました。その後ハウス・ワインをしこたま飲んでホテルに戻ったら午前2時でした。当初の密かなもくろみは今夜開催のUEFAチャンピオンズリーグの試合をバーで観戦するつもりでしたが、結局できなかったのでTVのスポーツニュースで試合結果を確認してそのままベットへ。Img_0075

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2007年3月16日 (金)

ウィーン録音その5

録音2日目です。今日もよい天気で朝からポカポカ陽気のなかキットゼーに向かいます。この地方はオーストリアでも特に雨の少ない地域で、また杏の産地として有名だそうです。ということはもちろん杏から作られるお酒もある訳でオーストリアの代表的地酒となっています。その酒が何故か我が家にもあります。飲みに来ますか さて、引き続き残りの曲の録音を始め順調に録音していきましたが、今日は午後5時までしか押さえていないので、当初の予定通り3日間になるかなと思っていましたが、5時になってドレシャルさんがキットゼー城の事務所と交渉して9時まで録音できることになったので、今日中に全て録り終える可能性が出てきました。でもその前に腹ごしらえです。もちろん我々お気に入りのレストラン「ボロ好き」では無く「ベレッツキー」です。キットゼーに来たら是非寄ってください、絶対お勧めです。今日はオーストリアの代表的郷土料理Guiyasグーラシュ(パプリカがたっぷり入ったソースで煮込んだ牛肉シチュー)にチャレンジです。たこカットされたウィンナーソーセージは少し塩辛かったけれど、お肉はトロトロに柔らかくとっても美味しかったです。でもビールは今日もストップで、ミネラル・ヴァッサーで我慢我慢。その後9時までに何とか残りの曲を録り終え、機材の後片付けが終わった時は10時でした。11時過ぎにホテルヘ戻り、さあ、反省会へGo-です。

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ウィーン録音その4

チェロの小品集といってもなかなかどうして一筋縄で済むような曲はありません。全11曲録音するのですが、聴いたことのある曲は5曲しかありません。今日はモーツァルト、シューマン、ブラームスの大曲だけでも録り終えなければなりません。12時半頃から本番録音がスタートしましたが、シューマンを録り終えた時はすでに5時近くになっていました。朝から何にも食べていなかったので急にお腹が空いてきました。そこで遅い昼食をしようということになりました、もちろんここキットゼー城にはレストランが併設しているのですが、ちょっと高級すぎて我々の口に合わないので(でも美味しいコーヒーはいただきました)、近くのレストラン に行くことにしました。車で2分位ブラチスラバ街道沿いにあるキットゼーナンバーワン の「ベレッツキー 」と発音するガストホーフ(1階がレストランで2階以上が客室となっている小規模な宿)に行きました。私が注文したのはパンの上に野菜、ハム、チーズが強力にトッピングしている料理ですが、とても美味しかったです。本当は地ビールのシュヴェッヒャーター・ビアも一緒に飲みたかったのですが、ディレクター・ストップがかかりコーヒーで我慢我慢。キットゼー城に戻ってブラームスとブルッフを録り終えた時はすでに10時近くなっていました。今日はここまでということで、ドレシャルさんの車でウィーンに戻りました。Img_00281 Img_0026

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2007年3月14日 (水)

ウィーン録音その3

キットゼー城 Schloß Kittseeのバロック・ザールが録音会場です。隣の書斎のような部屋を録音調整室 としました。丁度セッティングが終わりかけた頃、アーティストの到着です。今回の録音はチェロとピアノのデュオでチェロの小品集です。ピアニストは先月栃木県の岩舟町でソロピアノの録音をしたばかりの後藤泉さんです。ご自身のHPでも今回のウィーン録音について紹介されていますので、そちらもぜひアクセスしてみてください。チェリストはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者のフリッツ・ドレシャル氏です。キットゼー城 のHPによるとこのバロック・ザールでは定期的にウィーン・フィルのメンバーによるコンサートが開催されています。その関係でここが録音会場として選ばれたのです。ところでこのザールすごく響きます、楽器から発せられた音が空中を漂っていて、なかなか消えてくれません。これはヨーロッパ独特のもので日本ではなかなか体験できません。客席で聴いているととても暖かく包まれるような感じがして音響的には素晴らしいのですが、これをマイクで拾うと極端に響き過ぎてモヤモヤしてしまいます。そこでカーテンを閉めて響きを調節しました。そのため日が遮られて後藤さんは寒かったようでごめんなさい。さてザールの中央、本来ならメイン・マイクを立てる位置に巨大なシャンデリアが吊り下げられています、ハエが一匹その中で暴れていて、風鈴のような音がしています。そこでその位置を避けて音響的影響を受けないように下手から狙いました。いろいろとマイクの位置を変えてテスト録音を何度か繰り返して、いよいよ録音スタートです。ところでここキットゼーは大ヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒムの生誕地なのですって、ご存知でしたか 私は全然知らなかったです。Img_00301 

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2007年3月13日 (火)

ウィーン録音その2

  6日朝、録音会場へ出発です。ウィーン録音と称していますが、実際の録音会場はウィーンの東、スロバキアとの国境に接している1918年までハンガリー王国の一部だったブルゲンラント州北西部、ノイジードル・アム・ゼー郡の都市キットゼー(Kittsee)のキットゼー城 Schloß Kittseeです。この館はバッチャーニ家出身の医師であったバッチャーニ=シュトラットマン・ラースロー侯爵 Ladislaus Batthyány-Strattmann が住んだものです。1Kmも無い先は国境で、ドナウ川が流れていてそこはスロバキアの首都ブラチスラバです。グーグル・アースをお使いの方はこのポインタ(48°05’36.93” N,17°03’30.72” E)で現地を確認することが出来ます。ウィーンから東へ向かってアウトバーンA4を走っていくと、空港を過ぎた辺りから見る間に周辺の景観が変わっていきます。突然だだっ広い平原が現れます。オーストリアというとアルプス山脈のイメージが強いですが、東部は平原地帯なのです。そしてこの大平原はハンガリーまで続いているそうで、そのため風が吹き抜けるので無数の風力発電機が立っています。約1時間後Kittseeの録音会場に着きました。この館には広い庭園があり松林を通してブラチスラバの街並みが見えます。ところで今回の録音機材はマイクとマイクアンプは日本から持ち込みましたが、その他の機材はウィーンのトーン・マイスターからレンタルしました。写真の車はその機材運搬車です。早速セッティングの開始です。
大きな地図で見るImg_0002
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ウィーン録音その1

ウィーンから帰ってきて2日間編集地獄に落ちていたのですが、今日やっと1st Editが出来て抜け出せました。時差ボケのおかげで、眠くならず頭が冴えてはかどりました。 それで今回の録音について今日から少しずつ紹介していきます。まず5日にBA008便で成田を発って12時間かけてロンドン・ヒースロー空港第1ターミナルに着いたのですが、予想通りやっぱり疲れました。 そして今月から成田でも始まったテロ対策の厳しいセキュリティ・チェックの洗礼をいきなり浴びせられました。何せ言いだしっぺの空港ですから、その厳しいことときたら、トランジットの旅客は一箇所のセキュリティ・センターに集められ長い行列の後持ち物の検査と身体の金属検知ですが、これも上着、靴は脱いで、ベルトも取らなければなりません。その後バスに乗って10分かけて第4ターミナルヘ移動です。 やっとウィーン行きフライトのゲートにたどり着き、ベンチに座ってほっとしていたら12年前の記憶が蘇ってきました。そうあの時の内心落ち着き無く心細い顔をした自分がいたのです。その12年前の自分の幻 がとなりのベンチにふっと見えた気がしました。ところが今は妙に落ち着いています、すぐに日本に帰らなければならないためか、それとも歳を取ったのでしょうか。ところでウィーン行きの飛行機に乗り込んでも一向に離陸する様子ではありません。何とパイロットがいまベルリンから飛んできているので、到着まで待って下さいとのアナウンスがありました。航空会社も人員のやり繰りには何処も苦労しているのですね。結局1時間半遅れで離陸しましたが、遅れを取り戻そうと飛行機だから当然ですが何と飛ばすこと、そのため揺れまくり、シートベルト着用サインはつきっぱなしの約2時間のフライトで1時間遅れの午後11時にウィーン空港に到着しました。遅く到着したため、入国審査も税関もフリーパスで、そのままタクシーでホテルまで行き、ディレクターの村田氏と簡単に録音の打ち合わせした後は爆睡でした。Img_0106

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2007年3月10日 (土)

ウィーンから帰ってきました。

今日、BA007便でウィーンからロンドン・ヒースロー乗り継ぎ(このときのセキュリティ・チェックのひどさには飽きれ果てました)で成田に12時ちょっと前に帰ってきました。飛行機 いろいろと大変な録音でしたが、予定より1日短い2日間で何とか録り終えることができました。 でも帰ってきたこれからが更に大変で、大至急完パケを上げなければなりません。時差ボケ などと言っている暇 はありません。(もっとも普段の生活が乱れているので関係ないみたい。!? ) 帰りの機内ではブログの下書きを書いていましたが、これから少しずつ紹介していきます。それはなにより今年のウィーンは連日 最高気温が15度を超えていて東京よりウィーンの方が暖かいことには驚きました。既に桜に似た花が咲き始めています。 普段は雪が降ったりまだ寒い日が続くはずだが、こんな暖かい年は過去に無かったとチェリストは言っていました。 タクシーの運ちゃんにいたっては大袈裟にカタストロフィーと叫んでいました。  先ずは無事に帰って来たことの報告です。Img_0146  Img_0125 Img_0127 Img_0129 Img_0130 Img_0131 Img_0134 Img_0138 Img_0141

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2007年3月 5日 (月)

ウィーンヘ録音ツアー

 にしていた録音ツアーです。実は今日から、録音のため約13年振りウィーンへ行って来ます。飛行機 帰国は週末となりますので更新は帰って来てからとなります。W杯の弾丸ツアーほどではないですが、とんぼ帰りのスケジュールのため自由時間は全くありません。 3日間ホテルと録音会場の往復をするだけなので、せいぜい美味しいものを食べてくるつもりです。 ドイツ駐在の時と違って日本からの12時間のフライトは辛そおぅ。  でも頑張ってきます。

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2007年3月 4日 (日)

ヴィオラの録音

金曜日、土曜日と山梨市の花かげホール(旧牧丘町民文化ホール)で無伴奏のヴィオラの作品の録音をしてきました。もちろんハーブクラシックスのお仕事です。このホール、コロムビア在職中は特にチェンバリスト中野振一郎氏の録音で何度も来ました。その当時の職員さんもまだ健在で思わず昔話を交わしてしまいました。今回は謎のヴィオラ奏者のしかも無伴奏の作品の録音ということで緊張しました。SNが良く、ホール・ノイズの少ない録音が求められます。先週のコスモス・ホールではノイズで痛い目に会うものの、結局編集ワザで切り抜けました。今回は空調を止めても、派手な音はしないので初日は安心して録音セッションをしていましたが、二日目に「チッ、チッ」という規則正しい周期的な音が最初は下手の空調ダクトから聴こえてきて、職員さんを呼んでチェックをしてもらったのですが、こんな音は開館以来初めてとのことで、そのうち収まったかと思ったらこんどは上手のダクトから聴こえてきました。これでは録音できないし、困ったもんだと頭抱えていたらいつの間にか、消えてしまいました。ダクトの中を移動していたのは一体何だったのでしょうか?ということで今回も何とか無事に録音を終わり、せっかく山梨にきたので、名物の「ほうとう」を食べて勝沼インターから中央高速で帰りました。Img_0547 Img_0532Img_0565

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2007年3月 1日 (木)

ジャズ・ライヴのPA

ピアノの録音の後はジャズバンドのPAでした。指導者が同じアマチュア3バンド夢の競演と称したライヴで自ら演奏しながらのPA作業で、得意の同時マルチch録音もしていました。なお詳細はハッピーじゃむのHPを覗いてください。ところで明日からは山梨での録音がありますので今日は機材のチェックをしていました。それで今夜はさっさと寝ます。 録音の様子はまた帰ってから報告します。そしていよいよ来週には今春の録音のトリとも言うべき録音が控えています。 「えっ、何処へ行くかって?」 それは 直前まで ・・・Img_0528

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