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2007年3月14日 (水)

ウィーン録音その3

キットゼー城 Schloß Kittseeのバロック・ザールが録音会場です。隣の書斎のような部屋を録音調整室 としました。丁度セッティングが終わりかけた頃、アーティストの到着です。今回の録音はチェロとピアノのデュオでチェロの小品集です。ピアニストは先月栃木県の岩舟町でソロピアノの録音をしたばかりの後藤泉さんです。ご自身のHPでも今回のウィーン録音について紹介されていますので、そちらもぜひアクセスしてみてください。チェリストはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者のフリッツ・ドレシャル氏です。キットゼー城 のHPによるとこのバロック・ザールでは定期的にウィーン・フィルのメンバーによるコンサートが開催されています。その関係でここが録音会場として選ばれたのです。ところでこのザールすごく響きます、楽器から発せられた音が空中を漂っていて、なかなか消えてくれません。これはヨーロッパ独特のもので日本ではなかなか体験できません。客席で聴いているととても暖かく包まれるような感じがして音響的には素晴らしいのですが、これをマイクで拾うと極端に響き過ぎてモヤモヤしてしまいます。そこでカーテンを閉めて響きを調節しました。そのため日が遮られて後藤さんは寒かったようでごめんなさい。さてザールの中央、本来ならメイン・マイクを立てる位置に巨大なシャンデリアが吊り下げられています、ハエが一匹その中で暴れていて、風鈴のような音がしています。そこでその位置を避けて音響的影響を受けないように下手から狙いました。いろいろとマイクの位置を変えてテスト録音を何度か繰り返して、いよいよ録音スタートです。ところでここキットゼーは大ヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒムの生誕地なのですって、ご存知でしたか 私は全然知らなかったです。Img_00301 

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