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2008年8月14日 (木)

ヴァイオリン・ソロ録音

先々週はヴァイオリン・ソロの録音をしましたが、このヴァイオリン・ソロ録音というもの、なかなか厄介なところがあります。というのは先ず発音体であるヴァイオリンの音量レベルが低いことです。現代曲は別ですが、バッハなどではそんなに大きな音では弾きません。となると使用マイクとセッティングにも依りますが、必然的にマイク・ヘッド・アンプのゲインは高くなりB&Kマイクで40dB以上になります。特にワンポイント録音ではゲインが上が気味になります。そうなるとホールの暗騒音が問題となってきて、商用50Hzハム・ノイズ(東日本の場合)もしくはその高調波例えば100Hz等が混入することがあります。これが曲者で何が発音しているのかを発見でするために、空調は元より可能性がある機器や照明は全てパワーオフすることになります。今回もロビーの自販機までも止めました。しかしそれでもどうしようもないのがお天気です。今回は天気に恵まれて毎日晴天sunで、せいぜい側を通行する自動車carの音に注意すれば良かった位ですが、私達の録音の翌日、山梨全県雷雨雷rainしかも停電になったということで、もし遭遇していたらと思うと、なんとラッキーだったのかしらと胸を降ろしました。青ざめ そういうこともあって普段、無伴奏ヴァイオリンのCDを聴くとついついヴァイオリンの音以外のホールの暗騒音を注意して聴いてしまいます。danger なかには堂々とハム・ノイズが入っているものもありますが、それをいかに上手に抑えて録音するかが、レコーディングエンジニアの腕の見せ所です。もちろんマスタリング段階でハムカットフィルター(急峻なT形ノッチ・フィルター)を入れて処理することもあります。皆様もそこんとこに注意してCDを聴くという別の楽しみ方も有りと思います。sign02 なおデンオンはこの花かげホールで加藤知子のバッハの無伴奏ヴァイオリン作品集を録音しています。cd

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